2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
タイトル:超訳 ニーチェの言葉 著者:フリードリヒ・ニーチェ 訳:白取春彦 哲学者ニーチェの言葉を主題に沿って、1ページずつ紹介していく内容になっている。
ぶたぶた洋菓子店 矢崎在美 こんなお菓子屋さんに行ってみたい 今回、紹介する『ぶたぶた洋菓子店』は矢崎在美さんのぶたぶたシリーズのひとつです。 街で評判の洋菓子店。お菓子のコンクールに出るため、その人気のお菓子屋さんのパティシエの秘密を探ろう…
セザンヌの地質学 持田季未子著。近代絵画の父の土台を探る一冊。 「あの石の塊は火だったのだ、まだ中に火を秘めている」近代絵画の父ともいわれるセザンヌ(1839~1906)は、来る日も来る日も燃えるような目でその山を見つめ、画架を立てて向き合…
「いつか別れる。でもそれは今日ではない」を読み、世代の違う恋愛感を感じた。 ℱ著 本のタイトルだけを見て、つい手にしてしまいました。「いつか別れる」という言葉。大概、恋愛上のカップル、夫婦を指すだろうと察しはつきましたが、私の場合、死という別…
タイトル銃 著者中村文則 新潮新人賞を受賞 私が最近読んだ本に「銃」という本があります。著者は中村文則さんで、この本で新潮新人賞を取りデビューしました。その後も、芥川賞、大江健三郎賞などを受賞し、一躍有名になりました。なぜ今になって興味を持っ…
世界と渡り合うためのひとり外交術。 パトリック・ハーラン著。 知性派芸人の国際交流ガイド さわやかな笑顔巧みな日本語で、米国出身のお笑い芸人として人気者となったパックンは、ハーバード大学比較宗教学部卒業の知性派としても知られています。本書は、…
「深紅」 野沢尚・著 第22回吉川英治文学新人賞受賞作 力作です。父と母、幼い弟二人を惨殺された少女が主人公です。主人公は叔母の家庭に引き取られ、無事に成長して、大学生になります。
ライオンの棲む街 ~平塚おんな探偵の事件簿1~ 東川篤哉 東川篤哉さんのミステリー小説は読みやすくてとても面白いので、大好きです。 この本は、神奈川県平塚市を舞台とした、平塚おんな探偵の事件簿シリーズの第1弾なのですが、敬語が使えない27歳のヤン…
日の名残り カズオ・イシグロ 著者はノーベル文学賞を受賞されました。 ノーベル文学賞を受賞したイギリス人(両親は日本人ですが)作家、カズオ・イシグロの著書『日の名残り』を紹介します。
「ケモノの城」 誉田哲也・著 実際に起きた事件を元にして書かれています。 かなり悲惨で「スプラッター」な表現があるので、そういうものが苦手な方には、お勧めしません。 家族を閉じ込め、互いに拷問をさせ、結果として何人も殺すように仕向けたとんでも…
洞察力 宮本慎也著。 野球の名脇役が綴る知恵。 名文句にあふれた一冊の本です。「努力は報われるとは限りない。ただ、やらなければ絶対に良い結果は出ない」「注意して見なければ気付かないようなしぐさにこそ、人の本質が表れる」「指導する側もされる側も…
蒼穹の昴 浅田次郎 4巻 号泣必須の歴史小説 浅田次郎が描く近代中国の浅田ワールド全開長編小説です。 時代は清朝末期のいわゆる「ラストエンペラー」時代が舞台となります。
【エレノア・オリファントは今日も元気です】【ゲイル・ハニーマン】 30代の彼氏も友達といない女性が主人公の物語です。ただ、日々の仕事と週末のお酒を楽しみに生きていた彼女。毎週水曜の決まった時間には母親から電話が来て、それがあまり好きではない。…
「耳袋秘帖 銀座恋一筋殺人事件」 風野真知雄 「耳袋」シリーズの、時代小説です。南町奉行「根岸肥前守」が、聞き集めた不思議な話をかきためた書物を「耳袋」と言います。
「頭に来てもアホとは戦うな!」の中の参考になる2ポイント。 田村耕太郎著 人間関係で悩む、職場、家庭、住宅街のお付き合い、親戚関係など誰でも悩むと思います。中でも面倒なのが、「この人、こんなにレベル低いの?」「常識ないんじゃない?」「面倒くさ…
『古書カフェすみれ屋と本のソムリエ』 里見蘭 この作品自体はシリーズの一作目だが。読むのは二作目になる。先にこの本の続編を読んで気になっていた本だった・古書カフェ「すみれ屋」はオーナーでシェフであるすみれと、カフェの一角にある古書スペースで…
「恋歌」 浅井まかて 明治の歌人、中島歌子の半生。 明治の歌人中島歌子の半生。 幕末期、歌子こと登世は水戸藩天狗党の志士、林以徳のもとに嫁いで来たが、水戸の財政の厳しい武士家族の暮らしぶりや以徳の妹てつ殿に受け入れられないギクシャクした関係に…
「魔笛」 野沢尚・著 始まりは渋谷のスクランブル交差点での爆弾テロ! 渋谷のスクランブル交差点での爆弾テロから、物語は始まります。過去に起きた「オーム真理教」の話に想を得て書かれた本です。 公安がスパイを、教団に忍び込ませていた!けっして知ら…
星野源にはまりすぎた結果。。。 いつも精神的に落ち込んだり暗い気分の時に助けてくれるのが、星野源さんです。ちょっと前には音楽に助けられましたが、今回はエッセイにはまっています。
私の生活も星野源とともに続く。。 最近本もめっきり読まなくなったんですが、星野源さんの音楽が好きで、映画やドラマも一通り見たのでエッセイも読んでみようかなと思って手に取った一冊です。
”18歳のビッグバン”小林春彦さんの実体験を読んで…。 本屋さんで新たに読む本を探していたところ、ふと目にとまった小林春彦さんの本「18歳のビッグバン~見えない障害を抱えて生きるということ~」。
この世にたやすい仕事はない 津村記久子 西加奈子さんのオススメ本としてあげられていた津村さんの小説を初めて読んでみました。中身自体は短編小説がまとめられたものですが、主人公は同じ「わたし」であり時間軸も1つずつで進んでいきます。前職をバーンア…
「鬼死骸村の殺人」 吉村達也・著 実在するバス停の名前「鬼死骸」 「鬼死骸」というミステリアスな、実在のバス停の名前から、発想されたミステリーです。 主人公は作家の「朝比奈耕作」です。ファンだという少年から、「鬼が出た」という手紙をもらい現地…
「迷子石」 梶よう子・著 「迷子の医師」の物語でもあります。 富山藩の江戸詰めの気弱な見習医師「孝之助」が主人公です。血が嫌いで、人が苦手な主人公です。富山の置き薬の「おまけ絵」を描いて、小遣いを稼いでいます。
「望湖荘の殺人」 折原一・著 最後の最後まで、犯人がわからない~ 「折原一」の作品は、どれも犯人が最後までわからないことが多いですが、この作品は本当に犯人がわかりません。それって、反則なのでは・・と、言いたくなるほどの仕掛けになっています。
「追悼者」 折原一・著 実際にあった事件に発想を得て、書かれた作品です。 「東電OL殺害事件」に、発想を得て、描かれました。あの事件の舞台は「渋谷」でしたが、この作品の舞台は「浅草」になっています。 発想を得ただけなので、実際の事件とは全く別…
一行怪談(著:吉田悠軌)という新しい本のカタチ 友人にお勧めしてもらった「一行怪談(著者:吉田悠軌)」、はじめたった一行の怪談と聞いた時はどういうこと?の一言でしたが、ページを捲ってすぐに納得しました。
「井上芳雄 35 on the way to…」 井上芳雄・責任編集 ミュージカル俳優の井上芳雄さんが35歳の年に出版された、オフィシャルブック第2弾です。 まず表紙の写真がものすごくかっこよく、オーラのある人だなぁと見入ってしまいました。写真もたくさん収められ…