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「菩提樹荘の殺人」 有栖川有栖・著・ネタバレ注意「若さ」をキーワードにした4作品が収録(レビュー)。 #読書

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作家の「有栖川有栖」と、臨床犯罪学者「火村英生」の推理作品シリーズが有名です。
この本は、「若さ」をキーワードにした4作品が収録されています。「火村」と「有栖川」は、ある時期から年をとらなくなりました。
この本の中に収録されている「探偵、青の時代」は、まだ学生だった「火村」が主人公です。
学生の頃から冷静な分析力を持つ「火村」が、友人たちとの集まりに遅れて参加します。遅れた「火村」が、行くまでに起こった出来事を、推理していき、冷静に指摘して、事件を解決する・・というか、友人に警察へ出頭する様に決心させる話です。せっかくの集まりはお流れになり、自転車で帰宅することになります。
現在の「火村」だったら、もっと違う解決方法もあっただろうと、事件を後で聞いた「有栖川」は、思うのです。
若かった「火村」のエピソードです。「火村」を理解するための、貴重な作品です。
「火村」が、犯罪学の道にすすんだのは、若かった時に「本気で人を殺したいと思ったことがある」からだそうです。この「火村英生」の昔のエピソードをいつか読んでみたいものです。