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著者は、最初、女性なのか?男性なのかが分からず…感想・書評『いつか別れる。でもそれは今日ではない』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

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「いつか別れる。でもそれは今日ではない」を読み、世代の違う恋愛感を感じた。 ℱ著

本のタイトルだけを見て、つい手にしてしまいました。「いつか別れる」という言葉。大概、恋愛上のカップル、夫婦を指すだろうと察しはつきましたが、私の場合、死という別れも経験しました。時間を逆回しにして、あの頃に戻りたい。もっと話したかった、そばに居たかった、どんな世界を持っていたのか?

今なら謙虚な気持ちで聞ける、理解できる、そんな毎日を送っていました。突然の別れはキツイけれど、心の準備が出来ていても別れは辛い。むしろ恋愛上のカップル、夫婦の別れはお互い顔も見たくない、再スタートをきって自分の人生を邁進するという、やがてプラスになる別れ。金銭面で生活が激変してしまうとなると泥沼になってしまうけれど、いずれは引き受けなければいけない現実だと思います。

この本の著者は、最初、女性なのか?男性なのかが分からず、40代の私にとっては、かなり理屈臭く、グズグズした世界を展開します。今どきの若者の考えとは、こんな世界か?と理解しましたが、未だに理解しかねる「草食、肉食系」「結婚はしたくないが同棲はしたい」などの自分勝手、ワガママ過ぎ、責任の無さを強く感じます。時代は常に変わっていますが、人として、日本人としてルーズ過ぎる世界を感じます。何が楽しくて、何を目標に生きているかが分からない若者たち。これからの日本を思うと心配になってしまう一冊と言えます。