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感想・書評『頭に来てもアホとは戦うな!田村耕太郎著』ネタバレ注意「人間関係で悩む、職場、家庭、住宅街のお付き合い、親戚関係など誰でも悩む」(レビュー)。 #読書

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「頭に来てもアホとは戦うな!」の中の参考になる2ポイント。 田村耕太郎著

人間関係で悩む、職場、家庭、住宅街のお付き合い、親戚関係など誰でも悩むと思います。中でも面倒なのが、「この人、こんなにレベル低いの?」「常識ないんじゃない?」「面倒くさいけど付き合っていかないと、仕事がやっていけないし・・」などと考えてしまう、不可避な付き合いの中の人のこと。私も今まで生きてきた中で、こんなにレベルの低い人、本性が汚すぎて考えるのも嫌な人に振り回される人生でした。

近年、そんな人とはドンドン付き合いがなくなり、交友関係の整理がついてきた感がありますが、こんな面倒くさい人はいつ、どんな場面で出くわすか分かりません。それを考えて、書店で手に取ったのですが、まず冒頭部分で大きく納得!「人の嫌がるようなこと、ちょっかいを出してくる奴らは大概、暇で、あなたに相手をしてもらいたくてやっている」と。この意見はズバリ当たっています。分かりやすい例で、幼稚園の保護者のママ友。

ドラマにもなったりしていますが、偉そうにしているボス格は暇で、常にターゲットを探しているようなタイプです。現実の世界でも、人の挙げ足を取るような人は暇で、落としてやろうといつでも考えています。2つめのポイントは、「争わなければいけない際、必ず勝つ側につくこと。形勢が悪くなったからといって、簡単に乗り移らない」とありました。

一度は敵として対峙した人を、相手は完全に味方とは思わず、いつか裏切るというのです。争いの中にいたくもないと考える自分ですが、人から吹っ掛けられてしまう場合もあります。吹っ掛けてくるような人は、これまた暇な人ということですが、相手をしなければいけないケースもあるので、このように説いています。

政界、会社の中などでは争いがあり、収束しても顔を突き合わせないといけないので、その後は至難の業ですが、交友関係、家庭などは一度きりの争いでスッキリします。総じて、こんなアホに付き合わなくても済むには「目の前の物事に集中して、淡々とこなしていくこと」が良いと締めくくっています。生きていく上での人間関係構築にものすごく分かりやすく、納得感の高い一冊でした。