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感想・書評『18歳のビッグバン:小林春彦』ネタバレ注意「脳梗塞で倒れ、命は助かったものの身体と脳に障害が残ってしまい」(レビュー)。 #読書

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”18歳のビッグバン”小林春彦さんの実体験を読んで…。

本屋さんで新たに読む本を探していたところ、ふと目にとまった小林春彦さんの本「18歳のビッグバン~見えない障害を抱えて生きるということ~」。
初めて見たときは「見えない障害って何?」と思い、そこから本の内容が知りたくなり購入しました。
内容は著者である小林さんの実体験です。
18歳の時に脳梗塞で倒れ、命は助かったものの身体と脳に障害が残ってしまい、そこから悩み苦しみもがきながら色々な答えを見つけ出していく…簡単にまとめるとこんな内容でした。
ぱっと見た感じでは健常者だと思われても実は傷害を持っている、見えないからこそ理解されにくいという状況は、私にとって考えられないものでした。
私は、幸いにも今まで大きな病気やケガもなく生きてきて、周りの人も健康な人が多いです。
だから、そういった苦しみを抱えている人の体験を本という形でですが、知ることができて本当に良かったと思います。
自分が健康で生きている有難さも感じることができましたし、何より障害をもって生きている人が世の中にはいるのだと、そして自分だっていつそうなるかわからない…。
そんなメッセージをくれた本でした。
決して明い気持ちで楽しめる本ではありません。
しかし、自分の人生について、人との関わり合いについて、深い人生のテーマを考えさせられる貴重な本だと思います。