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感想・書評『大奥の座敷童子/堀川アサコ・著』ネタバレ注意「不思議な設定に慣れなければいけませんが、気楽に楽しく読めます」(レビュー)。 #読書

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「大奥の座敷童子」 堀川アサコ・著 時は徳川家定の治世

「野笛藩」出身で大奥へ連れていかれた「座敷童子」を探すために、大奥へ奉公にあがる「今井一期」(いまいいちご)です。
まずこの不思議な設定に慣れなければいけませんが、気楽に楽しく読めますので、「ちょっと不思議が好き」な方にはお勧めな本です。
藩の家老に必ず「座敷童子」を、探し出して連れて帰るようにと言い含められて奉公にあがった「いちご」です。
無邪気で、好奇心旺盛で、正義感に満ちた「いちご」です。とてもかわいい~のです。
大奥に出没する「枕絵の妖怪」やら「泣きジジさま」やら、ホンモノや人間が入り交ざっている不思議な展開であり、不思議な人間関係です。
「いちご」が大奥に奉公したことで、不思議な事件のありようが見えてきます。大奥で暮らすって、大変なことなのですね。
結局は「野笛藩」は、危機を脱することができ、めでたしめでたしの結果になります。かわいい「いちご」が本当は「生き神様の座敷童子」だったという落ちになります。
道理で最初から不思議なものが見えていたのですね。