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感想・書評『幻想郵便局:堀川アサコ・著』ネタバレ注意「短大を卒業して、就職浪人している主人公」(レビュー)。 #読書

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「幻想郵便局」 堀川アサコ・著

何気なく手に取った本でしたが、アタリ!でした。思っていた以上に引き込まれました。
主人公は、ちょっと不思議なものを見ることができるのです。
短大を卒業して、就職浪人している主人公が、「探し物が得意」と、書いた履歴書のおかげで、山の上の不思議な郵便局にアルバイトに行くことになりました。
この時点で、あれ?と思うのです。不思議な郵便局って? 勤めている人が、局長以下、不思議な人ばかりです。
不思議な花園に、不思議な門、配達をせずに、燃やしてしまいます。ひょっとして?と、思いましたが、そうなのです。この世とあの世とをつなぐ場所にある郵便局なのです。
主人公は、オバケ?幽霊?の「真理子さん」に付きまとわれることになります。悪さをされるわけではなく、かえって助けてもらったりするのですが、恐ろしいことです。
主人公は「真理子さん」殺人の犯人を見つけ出し、郵便局と山の神様とのもめごとにも巻き込まれていくのです。
軽い語り口で、面白くて、ちょっと怖くて、楽しくて、不思議な雰囲気の小説です。