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感想・書評『竹内薫、嵯峨野功一:教養バカ』ネタバレ注意「筆者はいくつかのパターンに分類しています」(レビュー)。 #読書

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竹内薫、嵯峨野功一「教養バカ」

巷では、分かりやすく説明された本が流行っています。テレビ番組でも、端的にまとめられたものが流行っていますね。それらに共通する分かりやすさをこの本では「教養がある」としています。

それでは、タイトルにある「教養バカ」とはどのような人を指すのか。筆者はいくつかのパターンに分類しています。その中の一例として「専門用語ばかりを立て続けに使う人」をあげています。専門用語を使うと一見、教養があるように見えますが、それが相手に伝わらなければただの独りよがりになってしまいます。いかに相手の頭の中に頭の中に「絵」を描かせるか。この点が相手に分かりやすく伝える際のポイントになると筆者は繰り返し主張しています。「分かりやすく伝えられる=教養がある」という筆者の考えは、今までの教養主義とは少し考え方が異なり、斬新です。現代の潮流を踏まえた、まさに情報化社会に対応した考えと言えます。相手に自分の言っていることがイマイチ伝わらないと感じている人は、是非読んでみてください。