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感想・書評『潜伏者:折原一著』ネタバレ注意「犯人はだれか?行方不明の幼女たちは生きているのか?」(レビュー)。 #読書

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「潜伏者」 折原一著 本当の潜伏者はだれなのか?が、最後に判明

幼女が次々と行方不明になります。あやしいと疑われた男が、別件で起訴され有罪となり刑務所に入ります。
出所してからまた、幼女行方不明事件が起こります。犯人はだれか?行方不明の幼女たちは生きているのか?
もつれにもつれた登場人物の関係が、とても複雑で時々前を読み返すほどです。
犯人はだれなのかの想像が全くつかずに、残りのページ数がどんどん少なくなっていきます。
行方不明になった幼女たちに共通しているのは、家庭内での「虐待」です。これが最大のキーワードなのですが、いったい誰が?連れ去ったのかは、最後の最後になるまで明かされません。
最後の数ページで、怒涛のように事件が明らかにされていきます。この時の快感はたまりません。
しばらくは本を抱えて、ぼぉ~っとしてしまいます。もう一度頭の中で、本の内容を思い出しながら、自分の中で改めて事件の決着をつけていきます。
あちこちに事件解決のヒントは、少しづつ書かれていたということに、読み終わってから気がつくのです。