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感想・書評『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(電撃文庫) 著者 伏見つかさ』ネタバレ注意「単なる妹萌え作品ではなく、家族の関係修復を描いたホームドラマなのです」(レビュー)。 #読書

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない(電撃文庫) 著者 伏見つかさ

中学生時代はよく読んでいたライトノベルというジャンル。特に電撃文庫はよく読んでいた記憶が個人的にあります。とは言え、やはりライトノベルというジャンルは比較的ティーンエイジャー向けな作品も多いため高校生、大学生にもなってくると自然と手が遠のいてくる方も多いはず。自分もその口です(笑)。そんな訳でここ数年は殆ど読んでなかったライトノベル。

しかし、ある日本屋で偶然目に止まったライトノベルのタイトルに衝撃を受けました!それが本書「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」です。「す、凄いタイトル名だな、、多分妹萌えを前面に押し出した作品なんだろうけどド直球過ぎないか?」と若干引きつつも興味が勝り購入しましたがイヤイヤ、久々の当たりでした!まず衝撃を受けるのが作中の兄妹の関係の悪さです。タイトルから甘々な妹萌えを期待していると間違いなく裏切られるかと(笑)。物語の序盤から兄をあからさまに見下す妹とそんな妹に不満を覚えている兄のギスギスした関係が描かれています。しかし、とあるきっかけが元でそんな仲の悪い兄と妹に誰にも言えない共通の秘密が、、といった感じの物語になっています。そうなのです。この作品は単なる妹萌え作品ではなく、家族の関係修復を描いたホームドラマなのです。本作は兄と妹の関係修復をおもしろ可笑しく描いたホームドラマとして非常に楽しめました。久々に夢中で読めるライトノベルに出会えました。オススメです!