みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

スポンサーリンク

感想・書評『男はお金が9割:里中李生著』ネタバレ注意「お金の稼ぎ方が分かった気がします」(レビュー)。 #読書

【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

「男はお金が9割」を読み、お金の稼ぎ方が分かった気がします。 里中李生著

読んでいて斬新な物事の考え方など、里中さんの著書は痛快に感じられることが多いです。悩める男性が辿り着く、教本のような印象が多いですが、この本は男とお金についての話です。里中さんも最初から成功者でなく、清貧だった時代を振り返っていますので、「最初は誰しも、こうなんだ」と身近に感じます。

世の中のお金持ちには、先祖代々がお金持ちで本人は何も苦労していないという例があり、この類の人を見ると「お金持ちは悪者」と普通の人は思ってしまうのでしょう。「今はお金持ってるけど、あの人はバカだから財産を使い果たすだろう」なんて後ろ指を立てている人もいたりしますが、なかなか悪い結果が出ないと「世の中は平等じゃない。おかしい」などと負け犬の遠吠えを吐き出してしまう。この本の中で、里中さんは高学歴だからといって将来、安泰はおかしいと言います。大卒、大学院卒だと就職の選択肢が高卒よりも増えるだけの現実で、生活するうえでの「お金を稼ぐ」という点では、専門卒の調理師になり店を出した人には敵わない例もあり、納得がいきます。お金を稼ぎたいなら、他の人と違うことをすると持論を展開しています。私が痛快に感じたのは「伸びない会社にしがみつくな」という考え。自分の大事な人生の時間を、そんなくだらない会社に捧げるのは馬鹿げていると切に思います。この本の総評として、サラリーマンレベルの物の考え方は小さいもの、小銭を追いかけるから小銭しか入ってこないのではないかと気づきました。勤め人でいないと不安という考えから、小銭を追いかける器の小さな自分になってしまう。もっと大きく稼ぐなら、小さい考えに縛られるなと教えられている気がしました。