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感想・書評『努力不要論:中野信子』ネタバレ注意「人間を脳科学的に見て、さまざまな角度からのデータをもとに努力することについて説いています」(レビュー)。 #読書

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中野信子さんの努力不要論を読んでの感想

努力不要論とは、いったいどういうことだろう?最近、世間一般では、夢を持って頑張りなさい、努力しなさい。という言葉が飛び交っているようですが、私自身、努力することが、大嫌いな性分なので、努力することが、不要だったら人生楽しく生きられるのではないか?

この本のタイトルに引かれるものがあり、購入して早速読んでみました。この本の著者は、人間を脳科学的に見て、さまざまな角度からのデータをもとに努力することについて説いています。まず、人は、努力よりずっと遊びが必要な生き物だと言っています。また、著者は、真の努力とは、努力をしない努力のことだととも言っています。私が思うに遊びの中から熱中するものが生まれ、それを精一杯、とことんまで突き詰めていくことは、努力をしない努力であり、つまり努力とは言わないのだと著者は、そのことを言いたかったのだと思います。最後に印象に残った言葉がいくつかあります。長寿の秘訣は、戦わないこと、無駄な努力をしないこと。人間は、死の間際になると自分の人生を振り返って後悔を口にするのだそうですが、口にされた後悔の中で最も多かったのが、あんなに一生懸命働かなくてもよかったと言うことらしいです。仕事ばかりせず、もっと家族と一緒に過ごせばよかったと言っています。だから、自分の気持ちに反した、努力ではなく、自分の気持ちに合った努力をする必要があるということをこの本から学ばさせて頂きました。自分の気持ちに合った努力とは、自分が楽しくてどうしようもないことをとことんまで突き詰めていくことでは、ないでしょうか。私はこの本を読んでそのように感じた次第です。これからは、自分の気持ちに正直になり、、自分に合った努力しようと思います。