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感想・書評『ありがとうの神様:小林正親著』ネタバレ注意「しつこい怒りが消えて穏やかになれると言われ読んだのですが」(レビュー)。 #読書

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ありがとうの神様 小林正親 著

私は何かと感情の起伏が激しく、些細な事で同僚と衝突してしまうこともあります。好き嫌いが激しい点も確かにあります。それを見兼ねた上司から「これ一度読んでみろ。読み終わってからいつでも返してくれていいから。」と手渡されたのが、小林正親氏が書いた本『ありがとうの神様』でした。

しつこい怒りが消えて穏やかになれると言われ読んだのですが、人付き合いを円滑に進めるノウハウや、常に感謝の気持ちを持つ事など、色々記されていました。2ページ見開き完結で非常に読みやすい本です。一番印象に残ったのが、「この人はどうも好きになれない」という相手に対しての対処法。「そんな方法があるのか?」と思って読んでいくと、「どんなに嫌いな相手に対しても、感謝くらいは出来ますよね」というフレーズ。人間なので、合わない相手や苦手な相手は必ず出て来るものですが、そういう相手だからこそ、毎日少しずつ感謝の気持ちを持って接してみる。という内容。さすがに一日二日では無理でしたが、一か月続けると確かに嫌いな感情はなくなっていました。考え方一つで人間関係がここまで変わるのかと驚くくらいの効果があります。完読して上司に返した後、自分で買いに行きました。人生楽しく乗り切るために欠かせない一冊に出会えてよかったです。