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感想・書評「僕が愛したすべての君へ(乙野四方字)」ネタバレ注意・流行りの、タイムリープ物の小説です(レビュー)。 #読書

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僕が愛したすべての君へ (乙野四方字)

今流行りの、タイムリープ物の小説です。
簡単なあらすじとしては、この世界に存在する人々は、気付かないうちに『並行世界』へと移動している事があり、それを科学的に証明したことにより、誰もがその移動した事の把握が出来る世の中へと変わっていき、そんな世界で生きる一人の男性と、一人の女性の始まりから終わりまでを描いた作品となっています。
科学的な内容や、意味を理解するのが難しい単語なども、多く使われている為、難しい話が苦手な方にはおすすめ出来ませんが、少し頭を使いながら読む事が好きな方には、楽しんで読める作品です。
文章での背景の書き方が、上手な作品である為、読んでいて想像がしやすく、世界観にどっぷり浸かりながら楽しく読む事が出来ました。
個性的で純粋な主人公と、個性的で純粋なヒロインである為、その二人が共に歩んでいく人生には、温かい気持ちにさせられたり、考えさせられる瞬間があったり、涙を流しそうになる事もありました。
この本は、自分で気になって読んでみたものなのですが、購入して読んでみて良かったと思える作品でした。
同時に発刊された、また違う視点からの作品もあるので、是非そちらも読んでみようと思いました。