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感想・書評「人生を変える習慣のつくり方:グレッチェン・ルービン著」ネタバレ注意・人間は4つのタイプに大まかに分けられるというもの(レビュー)。 #読書

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「人生を変える習慣のつくり方」を読み、良い習慣について考えました。 グレッチェン・ルービン著

電車の中吊り広告で、この本を知りました。自分の目に留まったのは、人間は4つのタイプに大まかに分けられるというもの。自分がどのタイプに属し、そのタイプには良い習慣をどのように浸透させて人生を改善していくかが、この本のポイントです。

アップホルダー、クエスチョナー、オブライジャー、レブルという4つのタイプが人間の大まかな性格です。周囲の期待と自分の期待、この2つに関し、どのように行動するかで分けられます。例えば自分に納得がいかないと最後まで行動しないタイプ。周りが、その習慣に染まっていても自分に納得しないような人って確かにいます。この人はクエスチョナーです。周りに流されないようにしている人、割と多いと思います。このような方に良い習慣を植え付けるには、その習慣がいかに良いことなのかを納得するまで説得するのが良いそうです。一度、良いものと判断すれば、何も疑わず進めていくのですが、説得することを面倒くさがっていては、このタイプの人を動かせないと説きます。会社など、組織の中でどのタイプがどの人なのかを知り、その人にあった仕事の取り組み方をしていけば、最高の生産性が得られるというものです。統計的にはアップホルダーとレブルが圧倒的に少なく、ほぼ全ての人がクエスチョナーかオブライジャーに分類されるとこの本では説いています。また、有用な意見として悪い習慣をどのようにやめるかを取り上げていました。やめる方法は2種類あり、スパッとやめる断絶タイプと徐々に減らしていくタイプの2種あると言います。これも性格の違いなのですが、徐々に減らしていくタイプの人は急にその習慣がなくなった際、喪失感にさいなまれると説きます。この件に関しては、かなり納得のいく説明でした。最後に。良い習慣と分かっていてもどうしても取り入れられない習慣があることにも明記されています。これに関しては、人の個性が邪魔をするそうです。良かれと思っていても、自分の肌に合わない習慣が最終的に存在します。無理に良い習慣と決めつけて行動せず、自分に合った習慣を取り入れ、ベストな自分でいることが、この本の最終目的と感じました。