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寿命が売れるとしたら、自分の余命の値段はいくらになるのか…感想・書評「三日間の幸福:著:三秋縋」ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

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三日間の幸福 著:三秋縋 自分の価値を考えてみたくなるようなお話

もしも寿命が売れるとしたら、自分の余命の値段はいくらになるのか。興味を惹かれる問いがテーマになっている作品です。主人公は幼い頃から自分は特別な人間だと思っていました。将来自分は偉くなる人間だからと周りの人を見下していた性格です。ですがだんだんと自分は平凡な人間だということに気付き、分かった時にはすでに食事に困るほどの貧乏な人間になっていました。

そんな中、寿命を買い取ってくれるという店があると知り、主人公は寿命を売ることを決意します。自分は優秀な人材だからと思い寿命は数億円で買い取ってくれるだろうという主人公の思いとは裏腹に、余命につけられた値段は一年につき一万円。そのことにショックを受け、自分の価値を知り、それでもだんだんと受け入れつつ残りの人生を幸せなものにしようと躍起になる物語です。寿命を売った主人公がやけを起こさないように、ある女性が監視員として主人公に関わっていきます。残りの人生が少なくなる中で、自分の一番の幸せが何か考え、監視員の女性と関係を深めていくのは読んでいてとても惹かれていきます。読み終わるとタイトルをもう一度見て、そしてまた読みたくなるような作品です。平凡な主人公の幸福な三日間がどのようなものだったのか、考えたくなります。