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感想・書評「過激派で読む世界地図:宮田律」ネタバレ注意・右派・左派、キリスト教・イスラム教、白人・有色人種などの対立軸を基にして、過激派は世界各地で活動(レビュー)。 #読書

社会 読書感想
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『過激派で読む世界地図』(宮田律):世界の裏側から目を背けずに

毎日のニュースで必ずといっていいほど見かける「過激派」の文字。右派・左派、キリスト教・イスラム教、白人・有色人種などの対立軸を基にして、過激派は世界各地で活動しています。そんな過激派を中心にして歴史・政治の世界を紐解いていったのが『過激派で読む世界地図』です。

本書の中で、過激派は貧困や政治腐敗を正すという一般人にも理解されやすい願望を掲げている一方で、その手段が暴力であるがゆえに一般国民の支持を失うとされています。しかし、暴力という手段は容易に自らの主張を通し、かつ武器輸出などのビジネスとしての側面もあるため、過激派にとって大きなメリットがあることが、世界の事例を挙げて語られます。当初の目的が自らの力を行使することとビジネス目的にすり替わってしまう現実は日本人にとっても無関係ではないでしょう。過激派の存在を許せないと思うだけではなく、その背後には何があるのかを見つめなければ過激派の活動はこれからも続いていくのです。過激派の表面だけではなく、その裏側をしっかり見つめることが大切なのだと感じさせる1冊でした。