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感想・書評「人生って、大人になってからがやたら長い:きたみりゅうじ」ネタバレ注意・子供の頃に思っていた「大人」と言われる年齢に、自分が実際に達した時(レビュー)。 #読書

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人生って、大人になってからがやたら長い  きたみりゅうじ作品

子供の頃に思っていた「大人」と言われる年齢に、自分が実際に達した時、創造していた「大人」になれているのか?思い描いていた人生を歩んでいるのか?などが、漫画と共にコミカルに描かれています。
コミカルな部分ももちろんあるのですが、30代でのマイホーム購入や、親の老後の世話などの現実的で、もうすぐ私たちが直面するような問題も描かれていて、単に「笑って」読める本ではありませんでした。
でも、その笑えない部分の描写に、とても共感できたり、「そういう考え方もあるんだ」など発見をもたらせてくれます。
著者が男性なので、男性目線での家のローンの重圧や、仕事に対しての苦労が描かれています。
私は「妻」の立場として、この本を読んだ時に「夫もこんな風に悩んでいるのかも。もっと優しくしなくては」などと思えるようになりました。
本の終わりの方に、著者が「俺は俺の子供として産まれたかった」と書いてありました。そう思えるのって、すごい事だと思いました。自分が幼い頃に、親にしてほしかったことを自分が子供にしてあげられているということですよね。立派な父親だと思いました。