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感想・書評「連句 理解・鑑賞・実作:五十嵐讓介ほか」ネタバレ注意・歴史やルールを説明して連句の全体像を掴み(レビュー)。 #読書

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『連句 理解・鑑賞・実作』(五十嵐讓介ほか):連句に関する最高の一般書

日本で今、愛好されている文芸は小説・詩・和歌・俳句・川柳といったものが代表的ですが、かつては連句という文芸も広く支持を集めていました。連句は複数の人間が集まり、誰かが読んだ句に別の人が句を付け、それにまた別の人が句を付けていくというルールで行われ、お互いの発想による思いもしない世界観を楽しむ文芸です。

『連句 理解・鑑賞・実作』は、まず連句の歴史やルールを説明して連句の全体像を掴み、次に実際に作られた連句を鑑賞してその面白さや付け方のコツを学び、最後には実際に連句を作ってみるという流れを想定して編まれた1冊となっています。連句は他人の句にどうやって付けるかが醍醐味ですが、ある言葉から連想される言葉を付ける物付け、一句の表す意味から連想される句を付ける心付け、一句の余情から句を付ける匂い付けの3つの付け方が具体例とともに示されており、連句初心者でも付けのコツを簡単に理解できます。『連句 理解・鑑賞・実作』は連句に関する一般書としては最も出来が良い本です。一度は消滅の危機に瀕した連句をあなたも継承してみませんか?