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感想・書評「エグザイルス:ロバート・ハリス」ネタバレ注意・作家、ラジオDJとして活躍する著者の半生を記した自伝。イギリス人の血が入ったクオータとして横浜に生まれた著者(レビュー)。 #読書

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ロバート・ハリス著「エグザイルス」後悔のない生き方

作家、ラジオDJとして活躍するロバート・ハリスの半生を記した自伝。
イギリス人の血が入ったクオータとして横浜に生まれた著者。1948年、戦後の混乱が残る横浜の情景、幼い頃の思い出から始まり、1960年代、ヒッピー文化全盛期の時代に日本を飛び出した放浪の旅、出会った人々のとの思い出、生きていく上での心の葛藤が描かれています。
私がこの本を通して感じたのは、後悔しないように日本を含めた世界中を見ておこう、会いたい人には今すぐ会おうという思いでした。
現在のアフガニスタンに訪れることは、命の危険と隣り合わせですが、著者が訪れた1960年代のアフガニスタンは、牧歌的な光景が広がり、心の優しい人々の住む、地上の楽園のようだったそうです。
現在凄惨な内戦が起こっているシリアも、内戦が起こる前は古代の遺跡が数多く残る本当に美しい場所だったそうです。
政治情勢の変化だけでなく、今訪れたい場所はいつなくなるかわかりません。人間も同じです。「今すぐ会える」人は、いつ「もう会えなくなる」かわかりません。
「行きたいな」「会いたいな」という思いを内に留めていてはもったいない、後悔のないように今すぐ行動しなければ、読み終えたあと、そんな決意を固めることができた作品でした。

ありがとう寄稿。

うちにも小さな子供がいるので、実の親に育ててもらえない子がいるというのが可愛そうで、でも、最初は無愛想だった子供が里親の家族に愛されて、笑顔を取り戻していく様子に心打たれました。

うちへおいで!!~すべての子供に家庭を1巻/感想ネタバレ注意!あらすじ・実話を元にした里親と里子がテーマのお話です…。 #COMIC | 大人がおすすめる漫画日記。