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惑わない星1巻・石川雅之/感想ネタバレ注意!あらすじ・舞台は未来の地球。汚染された外界と遮断。「宇宙に手紙を贈る」職業についているS沢が主人公…。 #COMIC

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惑わない星 石川雅之 新たに始まる石川雅之ワールド展開

「もやしもん」の作者石川雅之(いしかわまさゆき)さんの新シリーズです。もやしもんは菌と菌がみえる大学生が主人公でしたが、今回は惑星が主役です。勿論私たちの住む地球、おなじみの月や火星も出てきてかつてない漫画だと思いました。特にもやしもんではあの菌たちのゆるく魅力的なフォルムが、今回は惑星の周りの衛星に引き継がれていて、あのキャラクターが好きだったひとも楽しめる作品でした。
舞台は未来の地球。汚染された外界と遮断され、ちょっとショッキングなデジタルの暮らしを続ける日本人。その中でも人気の職業「宇宙に手紙を贈る」職業についているS沢が主人公です。S沢は希望も夢も捨ててしまったような残念な見た目の男性なのですが、彼のもとに弱った「地球」の女の子が転がり込むところから話が展開していきます。言葉のわりにお人好しなところのあるS沢が続々と地球を助けるため集まった惑星たちに振り回されているのを読むうち、だんだん憎めないキャラに思えます。
石川さんの哲学のような読み応えのある議題の隠されたストーリーも健在で、これからの展開が楽しみです。