「乙嫁語り」8巻 森薫(もりかおる)・著
冒頭はアニスとシーリーンの話でした。自分と正反対の魅力を持つシーリーンに憧れるアニス。シーリーンの夫が亡くなって途方にくれていた時に、シーリーンを裕福な自分の夫の2番目の妻とすることで窮地を救ったアニスの行動には、深く考えされられるものがありました。現代の日本人の感覚では理解しにくいですが、19世紀中央アジアの一夫多妻のどこかの国では、本当にこんなこともあったのかなあと思いを馳せるだけで胸が熱くなります。
また、この作品の中で一番好きな夫婦であるカルルクとアミルが、馬で遠駆けに出かける話はステキでした。年の差を超えて仲睦まじく生きる2人を見ると、とても胸を打たれます。走る馬の上に立つアミルは勇ましくて美しく、弓を練習して強くなりたいと願う少年カルルクの真摯な姿はすごくかっこいいです。そして、ぶっきらぼうで思い込みの激しいパリヤが一喜一憂する姿は、なんだかとても微笑ましかったです。ウマルとの仲がうまくいくことを願っています。
ありがとう寄稿。
松本清張のドラマシリーズは毎回見ていて、とても楽しみにしているのですが今回は北川景子さんが初清張シリーズへの出演と聞き、さらに楽しみにしていました。
黒い樹海・松本清張二夜連続ドラマスペシャル/ドラマ感想&あらすじ・北川景子さん主演:終盤の真犯人を追い詰めるシーンも少し強引な感じ(ネタバレ注意)。 #DRAMA | みんなのレシピ・お料理ブログ。