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感想・書評「東京湾臨海署安積班、潮流(今野敏)」ネタバレ注意・実写化もされているのだが、ドラマはシリーズ途中から主役の安積以外オリジナルの別物となり原作シリーズファンとしては落胆(レビュー)。 #読書

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東京湾臨海署安積班、潮流(今野敏)

安積班シリーズ最新刊にあたる作品、これは実写化もされているのだが、ドラマはシリーズ途中から主役の安積以外オリジナルの別物となり原作シリーズファンとしては落胆したものだ。
それはともかく、元の原作である小説は無論そんなにことは関係なく面白く読むことが出来た。
話は殺人事件から、過去に安積班が扱った事件が冤罪ではないかという疑念が発し、それを捜査していく過程で安積班の刑事である須田が狙撃の被害に遭うという重大事件まで発生したりもして、話がどんどん複雑になっていくのだが、それが全ての事件解決の終点地に達した時には、その複雑さが一気に解けた感じがしてスッキリした。
そして、安積班の個性ある面々をちゃんと生かして動かしている、それが一番読んでいて楽しいところであり一番のポイントだろう。
今回の特徴としては、狙撃された須田が軽傷で済んだあたりも、彼の持ち味である運の強さが影響しているように思えるし、途中で黒木が他の刑事に須田のことを言われて切れたのも、普段から犬のように須田のあとを付いていると表現される立ち位置だからこそだろう。
そういう細かな部分が丁寧に書かれているから、例えばドラマのキャスティングから読み始めた人も楽しめるのではないだろうか。
冤罪事件と今回の殺人事件の真相が判明した後もすっきりとしていて、警察ものでよくある上層部からの圧力やどろどろした問題もなく、ほっとする結末に終わったのが良かった。
このシリーズはそういう爽やかさも好きなので、また次の話が読みたいと思う。今回は長編だったので、次はぜひ短編をと願ってやまない。

ありがとう寄稿。

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