」で便利でお安く。念願の温泉一泊旅行 ～ 足を悪くしても ～
敬老の日には毎年、祖父母の家へ簡単な贈り物を持って行っていました。もちろん、日帰りです。
他愛もない話を小一時間ほどして帰るのですが、その話の中で祖父母は「温泉にでも行きたいけど、もう足が悪いからどこにも行けないゎ」「人さまにも迷惑かけるし、転んでも危ないしねぇ」と。
次の年、私たち夫婦は調べに調べまくり、多少足が悪い祖母でも一泊宿泊ができそうな温泉旅館を見つけ、連れて行くことにしました。
祖父母に喜んでもらいたい気持ちで、高齢な祖父母でも疲れないよう車の手配をしたり、温泉旅館では個室の温泉を予約したり、小さいながらもメッセージ付きのケーキを用意して旅館の人にサプライズで出してもらったりと工夫しました。
旅行の帰り、祖父母は涙ながらにお礼を言ってきました。
「孫にこんな良くしてもらったのは初めて。念願だった温泉にも行けて、幸せだゎ」と喜ばれました。
