伝説的な場面が展開される最終回 プラネテス
近未来の宇宙を舞台に、宇宙での仕事に情熱を燃やす人々を描いたプラネテス。
仕事をやめて木星を目指したり、テロに巻き込まれたりと結構波乱万丈な内容なのですが、最終回前に一応片付き、最終回は、エピローグ的な内容で大団円となります。その中で注目は、やはり主人公ハチマキが、彼女であるタナベにプロポーズするところですね。
昔の職場である宇宙船から地球を眺めていたハチマキとタナベは、なぜかしりとりを始めます。「け」から始まる言葉に詰まったハチマキは、何かを思いついたように「けっこんしよう」と言います。タナベはそれに「うん」と答えます。ハチマキは「よっしゃ、俺の勝ち!」と笑います。
ネットで似たようなコピペがありますが、元ネタはプラネテスの最終回のこの場面です。つまり、ネットでコピペが拡散されるような伝説的な場面が展開される訳で、これだけでも、プラネテスは名作と呼べる作品だと思います。
最終回までストーリーが伸び、尺が足りずにすっきりしない終わり方をするアニメが多いですが、プラネテスは、最後にきっちりストーリーをまとめた優秀なアニメだと思います。