読書感想
ある朝の何気ない食事風景。きりんののったくんが、大好きな納豆を食べようとしたときに起きる不思議な出来事を、かわいく、おもしろく、そして、耳に残るメロディーで、食事の大切さを伝えています。納豆たちは、とても気まぐれで、すぐにのったくんから逃…
おみそ汁には欠かせない具のお豆腐。お豆腐が入っていない!?どこかへ行ってしまったお豆腐の、不思議な冒険のお話しです。お豆腐は好奇心が旺盛で、さまざまな出来事を経て、お豆腐がだいすきなけんしんくんのもとへ帰ってくるのですが。。
子供の育て方について、正解などない。
楠本まき先生はキャリアの長い漫画家なのですが、私が初めて読んだ本はこの『A国生活』です。書店のイギリスの本のコーナーにあったのです。
いつも同じ組み合わせばかりになりがち、コーディネートもマンネリ化していたことにすら気づいていなかった毎日。この本に出会い、分かっているようで、全く分かっていなかった、服の組み合わせについて、ヘアーメイクについて、わかりやすく、そして、実践…
痩せなきゃ、と思いダイエットを試みるも挫折、の繰り返しの私が、もう1度頑張ろうと思えた、背中を優しくそしてオシャレに楽しく押してくれた1冊です。
壁を超えるのに、必要なヒントがたくさん詰まった本だと思います。ある程度のスキルは身につくが、その先を目指そうと思ったときに、役に立つんではないかと思います。まず作者のサラリとした格好良さがにじみ出ています。
斎藤一人さんがオススメする本ということで、何も考えず手に取った俄。ストーリーは、父が逃げてしまい、子1人になった主人公がどうやって生きていくか?
数学大得意少女の浜村渚と武藤という刑事が色々な数学の難問を解いていくお話。といっても問題を解くのはとても可愛らしい浜村渚ですが。心を伸ばす教科の重視で文部科学省が理数科目を大幅にカットしそれに猛反対した日本を代表する数学者である高木源一郎…
来年の春から新社会人になることに加え、現在内定者の中でリーダーを務めていることから良きリーダーとなれるように読むことを決めたのがこの本でした。
「10年後の仕事図鑑」が我が家にやってきた経緯は、現在大学3年生になる長女の就職が近づいてきたため、今の日本は、どういう動きをしているのか、その未来は、どうなるのか?という好奇心からでした。 本来子供に読ませるために購入した本を先に読んでみて…
多数の本を出版している堀江貴文さんですが、私が実践してみようと思った本はこの多動力です。今迄の常識を覆す内容はさすがです。自分の時間を誰かに奪われないように意識するきっかけもこの本を読んでから。
ご存知、宮部みゆきさんの百物語、つまり江戸の神田の袋物屋の三島屋の奥にある黒白のまで語られる怪談話の第3話かな?
「私が彼を殺した」という、端的でありながら意表をついたインパクトのあるタイトルに興味を惹かれて購入しました。
ラジオで紹介されているのを聴き、無性にもう一度読んでみたくなって手に取った絵本です。 文章はかなり短いのであっという間に読み終えてしまいますが、奥が深い内容だなと思いました。無邪気な子どもが読むのと、大人になってから読み返すのでは、また違っ…
小学校の国語の教科書にも掲載されており、何度も音読するたびにじんわりと胸にしみこんでくる温かい物語です。
万華鏡のように美しい偽・祇園祭のお話です。夏が来て祇園祭が近づいてくると読みたくなってしまいます。しかしあくまで偽の祇園祭なので、これが本当の祇園祭と思ってはいけません。森見さんの妄想の世界の祇園祭なので、一味違った祇園祭を小説を通して楽…
泉鏡花の「草迷宮」関連の取材から、物語が始まります。 著者があとがきの「自作解説」に書いているように、「内田康夫」の小説の書き方は、始めにプロットを決めて、組み立てていくのではなく、特にストーリーも決めずに、まず書き始めてしまうということで…
テレビドラマにもなった、幼くして両親を亡くした少女の、成長の物語です。短編が4作書かれています。 この物語の特徴は主人公の「澪」が、女性の料理人だということです。江戸時代には、他にはいなかったのではないでしょうか。
不可解な連続殺人事件がおきます。犯行現場から、数列の「暗号」が発見されます。一人、二人、三人と殺人がおき、やっと「暗号」が解読されます。
主人公は、老舗の和菓子店で売り子をしています。その2軒隣に人気の「ショコラトリー」が開店しました。 その「ショコラトリー」での不思議な万引き事件に遭遇したことにより、「ショコラトリー」のシェフと知り合いになります。
まだ新しい書き手の作品です。全国の書店員が選んだ「世に出したい」新作!第1回本のサナギ大賞を受賞した作品です。
小説、アニメ、漫画共にムーミンシリーズの舞台となるのはいつもムーミン谷です。もちろん例外はあって、こちらの作品は例外中の例外です。なんとムーミン一家が谷を出て、小さな島に引っ越してしまうのです。ムーミン一家にとっても、どのような人にとって…
タイトル通り、大家さんと作者の矢部太郎さんの日常の物語です。何か特別な大きなことが起こる訳ではなく、日々の小さな出来事を矢部さんならではの優しい目線で描いています。
北海道の苫前村六線沢の民家をヒグマが襲い、2人を殺害し女性を食料とし、さらにこのヒグマは近くの民家も襲い子供や妊婦を殺害し女性を食料とする事件が発生した。人の味を覚えたヒグマを駆除するため警察や周りの村人が多く集まったが、結果的にヒグマの駆…
過去15年にわたって書かれた掌編小説とエッセイを一冊にまとめた散文集です。装丁はシンプルで地味ですが、ひっそりとした本の中には江國ワールドが全開になっています。
またまた佐々木さんの本を読みました. 佐々木さんといえば警察小説の第一に人者であることは世間の保証するところです。 有名な笑う警官に始まり、北海道の札幌警察を舞台にしたシリーズものも人気があるところです。 実は地元の図書館でも、佐々木さんの本…
またまた船戸与一の本を読んでしまいました。 この本の舞台は、昔はビルマと呼ばれた現在のミャンマーが舞台です。 タイとミャンマーそして中国に接している、麻薬密造の三角地帯あたりを、カチンの森をさまよう、日本人、中国人、カチン人、そしてビルマ人…
東野圭吾さんの、虚ろな十字架という本を見附け買ってきました。 実は東さんの本は、図書館にもあるので何冊か借りて読んだことがあります。 そして古本屋でも、特に BOOKOFF などでは店のイチオシ作家として、東野圭吾の本を前出しにして、特集を組んでいる…
今回は夢枕獏さんの陰陽師シリーズ100作目の記念作品で 題名が「鼻の 上人」です。いつもの陰陽師シリーズのように短編が何作も一冊になっている本ではなく、100作目の本当して鼻の上人が刊行されました。