みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

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感想・書評『ポプテピピック:大川ぶくぶ』ネタバレ注意「連載元の竹書房を容赦なくぶち壊すマンガが注目」(レビュー)。 #読書

パロディ?シュール?駄作?名作?:『ポプテピピック』(大川ぶくぶ)

Twitterをはじめ、ネット上のコアな人々に大人気を博した『ポプテピピック』。連載元の竹書房を容赦なくぶち壊すマンガが注目を集め、そこから『ポプテピピック』のパロディに溢れたシュールな世界が注目を集めました。

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感想・書評『応仁の乱:呉座勇一』ネタバレ注意「発生から終結までを、尋尊・経覚の日記から読み解いていきます」(レビュー)。 #読書

応仁の乱は革命にあらず!:『応仁の乱』(呉座勇一)

戦国大名を目指す武将たちが旧態依然とした鎌倉幕府を倒した戦いと言われる「応仁の乱」。長らく日本人に語られた応仁の乱のイメージを大きく覆す書として、注目を集めたのが本書です。本書では応仁の乱の発生から終結までを、尋尊・経覚の日記から読み解いていきます。

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感想・書評『校註竹取物語:松尾聡』ネタバレ注意「1968年に出版されてから、現在まで重版が繰り返されている信頼できるテキスト」(レビュー)。 #読書

信頼できる竹取物語の原文:『校注 竹取物語』(松尾聡)

日本人であれば誰もが学んだことがある『竹取物語』。昔話の『かぐや姫』は読んだことがあっても、『竹取物語』を読み通した方は意外と少ないのではないでしょうか?『校注 竹取物語』は1968年に出版されてから、現在まで重版が繰り返されている信頼できるテキストとなっています。

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感想・書評『超優良企業「さだお商事」東海林さだお』ネタバレ注意「最前線で活躍する文筆家であり続けられる秘密」(レビュー)。 #読書

自分の腕だけで生きていく男の生き様:『超優良企業「さだお商事」』(東海林さだお)

週刊誌・新聞に多数の漫画連載を持ち、エッセイを書けばロングセラーを生み出す天才文筆家・東海林さだお。しかし、東海林さだおの仕事はサラリーマン的な仕事ではなく、自営業に近い仕事です。

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感想・書評『中国戦乱詩:鈴木虎雄』ネタバレ注意「中国の代表的な詩人・文書による戦乱詩を1冊に収めた本」(レビュー)。 #読書

戦乱詩の魅力、ここにあり!:『中国戦乱詩』(鈴木虎雄)

中国は長い歴史の中で、何度も大きな戦いを経験してきました。そのためか、中国の漢詩には戦乱が1つのテーマとなっています。『中国戦乱詩』は中国の代表的な詩人・文書による戦乱詩を1冊に収めた本です。

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感想・書評『荘子 全現代語訳 上:池田知久』ネタバレ注意「道は「一」であり「無」であり、人間の知恵では捉えられないもの」(レビュー)。 #読書

思考の枠組みが揺さぶられる快感:『荘子 全現代語訳 上』(池田知久

『論語』に並ぶ中国古典『荘子』。『荘子』を知っている日本人は多くはないと思いますが、「無用の用」「朝三暮四」「万物斉同」「胡蝶の夢」など、日本の熟語の典拠となるほど、日本人に身近な古典です。『荘子 全現代語訳』は『荘子』を分かりやすく現代語訳した本です。

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感想・書評『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア 高野秀行』ネタバレ注意「実は国内でも様々な地域に別れており、内戦を全くしていない地域もある」(レビュー)。 #読書

謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア 高野秀行 研究の視点が独特!

ソマリランドという国についてのルポタージュ作品です。一般的には海賊行為などで危険な国として知られているソマリアですが、実は国内でも様々な地域に別れており、内戦を全くしていない地域もあるそうです。

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